現在はほぼ完治しているので、改めてまとめてみました。
痔ろうになった原因
医者いわく、下痢気味の人はなりやすいとか。
イスに座りすぎだとか、そういうことは関係ないようです。
元々お腹が弱いので、仕事でストレスを感じるとすぐにお腹がゆるくなります。
初期症状〜手術1回目
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この時ぐらいから肛門が痛くなり始めた。
- 放っておくとやばそうなので、夜にドラッグストアへ行ってブリザSを購入。そしてとりあえず塗って暫定措置。この時まだ痔ろうなのかもわからなかった。
2016/02/29〜2016/03/04
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座りすぎなのか、どうも肛門が痛い。
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覚えてないけど確か今年に入ってからか膿が出るようになって、毎日パンツに膿が付着して、その後乾いてパリパリになる状態が続いていた。
- たまたま会社の同僚と話していたら、その人は痔ろう経験者で、今の症状を伝えたら、すぐに「それ、痔ろうだよ」言われた。その人から病院に行くことを勧められた。もっと早く行きたかったけど、仕事が忙しすぎてなかなか行けれなかった。
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会社の人に勧められた肛門外科に行った。内視鏡を肛門に突っ込まれて激しく痛かった。 先生、容赦ない。
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検査の結果、いきなり、「特別に明日手術できますよ」と言われる。「一泊二日の入院で。」はぁ。
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会社の人からは入院は一週間と聞いていたので、一泊二日ならいいかなぁと思って手術を受けることにした。そもそも手術を覚悟で来ていたし。
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尿検査(受付した時にコップもらって提出した)、血液検査、血が止まる時間の測定、レントゲン、身体測定、血圧測定、心電図から一通り検査された。CTはしていない。
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人生初めての手術。正式名称は「痔瘻根治術」
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病室でケツ毛を剃られ、オムツを履かされて、午前11時ぐらいから手術室に入った。
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リラックスさせるためか、助手の人が音楽を掛けてくれた。たぶんバンプオブチキンだと思う。
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11:00ぐらい 手術開始。腰椎麻酔の注射を打たれ、下半身が完全に動かなくなった。肉を切れていき、その後切った部分を焼くので強烈に臭かった。
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12:00 手術終了。約1時間で終わった。
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病室のベッドに移動。自分では動けないので看護師さんが複数人で僕の体をベッドにヨイショと運ぶ。
- 麻酔せいかすごく眠い。でも痺れが元に戻るあのすーっとする感覚が来て寝れない。しかも激しく口が乾いてる。てか唾液がでない。
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しかし水分取れるようになるのが16時からとのこと。つらい。
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朝起きて1時間ほどすると激しい頭痛と吐き気に襲われた。
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点滴をしたためか、なんとか動ける。
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回診してもらって退院。本当に一泊二日だった。
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自転車で来たので、自転車で帰るしかない。(車は持ってない)
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手術したばかりの肛門でサドルに座るとか狂気の沙汰なので、立ち漕ぎで走って帰った。
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帰り途中、頭痛と吐き気に襲われて、苦しみながら自転車でなんとか帰った。
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そしてお腹の調子も悪い。
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帰宅して即排便。
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頭痛がしてて帰るのが苦しかった。よく帰ってこれたと思う。
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その後、ずっと寝込んだ。
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朝起きて1時間ほどすると激しい頭痛と吐き気に襲われて動けなくなる。
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朝排便すると出血する。血がポタポタ滴れてトイレが真っ赤に染まる。めちゃくちゃ怖い。
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便が下痢気味ではあるが、ちょっと固形化してたから、そのせいで傷口に傷が入ったのかなぁ。
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心配なので午後から病院に行って診てもらった。
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内部ではなく表面から出血しているので大丈夫とのこと(傷が浅い)
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動脈の方が切れてしまったらなかなか止まらなくなるらしい
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血が止まらなくなる人が100人に1人の割合でいるらしいが、その場合はすぐに病院に来てくれとのこと
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円座クッションに別にしなくても良いらしい。円座クッションは肛門が当たって痛いのを和らげるためぐらいらしい。
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円座クッションなしに座っていると血行が悪くなるんじゃないかと思ったけど、肛門には血管が結構あるので問題ないとのこと
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朝排便するとやっぱり血が出る。怖い。
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頭痛は治まってきた。頭痛薬飲んでるせいもあるけど、朝の1回飲めば夜まで頭痛は起きなかった。
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朝排便すると出血しなかった。ようやくまともになった。
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昼にも排便したけど、出血しなかった。やっと治ってきたかな。
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00:15頃、お風呂から出て鏡を使って肛門の状態を見ていた。傷口とは全然関係ない前の方をちょっと触ってたら血がドバドバ出てきた。
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一旦は止まったんだけど、また出だして止まる気配がない。
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02:00過ぎても止まらなくて、氷とかで冷やしてもダメだった。
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ドクドク出る感じがして、傷口が熱い感覚。
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とりあえず横になれば止まるかなと思って、横になってそのまま寝た。
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08:00 起きるとパンツからパジャマのズボンが血まみれになっていて、布団まで血が付いていた。
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さすがにやばいと思って病院に電話して、タクシー呼んですぐ行くことにした。
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どうやら静脈ではなく動脈の血管が切れていて、焼かないと止まらないらしいので、麻酔して電気メスで焼いてもらって、なんとか血は止まった。
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そしてまたとりあえず一泊二日で再入院することになった。
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実はこの時、なんとなく入院しそうな気配がしたので、カバンにバスタオルとキッチンペーパーと充電器と会社携帯を入れて病院に持って行っていた。
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あとタクシーのシートを血で汚しちゃいけないと思って、持ってきたバスタオルをシートに敷いて座った。
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会社の人に、会社への復帰についてどうしようかと電話をしたら、そっち行くわーって言ってお見舞いに来てくれた。
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たぶんこのまま一週間ほど入院した方が安心だよねっていう話をした。
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個室に入れられているので部屋代が高いと思うから、生命保険の給付金が出るかどうかで判断しようかなと。
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生命保険の担当者に連絡してみた。
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聞いたら、同じ病気で再度入院した場合、180日以上間が空かないと支払い対象にならない。別の病気で入院だったら出るらしいとのこと。ふむ…
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入院するとすれば費用は29,980円ぐらい
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医者は大丈夫だと言うものの、いつまた大量出血になるかわからないからかなり心配。
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できれば入院したいんですけどと言ったんだけど、これぐらいだったら退院できますよとのこと。この病院は本当に入退院で人の出入り激しい。なのでベッドがそんなに空いてないから長居できないんだと思う。
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今日も会社休み。
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電気メスで焼いたところが痛い。
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トイレのウォシュレットしたらめちゃくちゃしみる。激痛で死ぬそう。
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先週せっかく順調に回復してたのに、また振り出しに戻った感じ。
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とりあえず今日は、トイレが殺人現場みたいに血まみれなので掃除した。
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今日も会社休み。
- どうも今日はお腹の調子が悪くて何回もトイレに行っている。
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排便する→肛門が汚れる→キレイにする→薬塗る の繰り返しだわ。
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今日も会社休み。
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だいぶ治ってきた。昨日まではウォシュレットとかすると激しく痛かったんだけど、今日は大丈夫だった。1日でかなり回復したな。
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お腹の調子はイマイチ。排便をすでに2回してる。
- 会社に復帰。なんとか動けるようになってはいるが、肛門に負荷を掛けないように超ゆっくり歩いている状況。
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気づけばほとんど治ってる。
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4月からは普通に自転車に乗れるようになった。
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でも完治に3か月ぐらいはかかるらしいので、完治は6月かなぁ。
定期的な通院〜手術2回目
その後、週一回のペースで通院を続ける。
順調に回復して行って、見た目はほとんど完治している状態。
しかし、医者いわく傷口が完全には塞がっていないようで、100%塞がるまで
わざと傷を付ける→皮膚が再生→傷を付けるの繰り返して、
この傷を付けるのがめちゃくちゃ痛い。肛門に器具を突っ込まれてガンガンされる。
というかこの先生は手荒すぎるだろ。
あと、輪ゴムで縛る治療や、塗り薬を変えたり、漢方薬を変えたりと、あれやこれやといろいろな方法を試した。
しかし、これらは暫定処置でしかないので、根本的に治すには、やはり手術するしかないとのこと。
仕方なく2回目の手術を決めた…。
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手術後、病室で点滴されてしばらく寝ていた。
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どうやら、痔ろうになっている箇所があったらしく、そこも切り取られた。結局痔ろうが再発してたのか。
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切ったものを見せてもらったが、かなりの肉の塊をごっそり切られていた。予定外に多めに切られている。大丈夫だろうか。
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局所麻酔だったので普通に歩けた。
- その後帰宅。
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麻酔が効いているせいか、今のところなんともない。
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自転車で行ったのだが、多めに切られていることもあって、安全のためタクシーで帰った。自転車は置きっぱなし。盗難されないかちょっと心配…。最初からタクシーで行けばよかったかな。
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でもどうせまた診察に行かないと行けない。
市民病院にて精密な血液検査をしてもらった。
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写真を見せてもらったけど、赤い部分があってそこの治りが良くないみたい。
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赤い部分は炎症が起きていて硬くなっている。
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輪ゴムの処置で治ると思ったが、うまく治らなかった。
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外来だと中途半端な処置になるので、完全に直すにはまた手術になるとのこと。一番最初にやった手術よりも大きめに切るらしい。
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頭痛を軽減するために極細の針で麻酔するらしい。
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入院は3泊4日。
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こんな感じでなかなか治らないパターンは珍しいとか。
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マジかよ。3回目かよ。本当に治るのか?なんで僕だけこんなことになるんだ?他の病院で診てもらった方がいいのかなと思い始めた。
- 別の肛門内科で診てもらった。
- 肛門上皮はまだ完全には張ってないとのこと。
- 特に痛みもないようなら手術するほどでもないとのこと。ですよね。
- 軟膏を処方してもらった。
- あとは基本的には経過観察して行く様子。
- それよりもここ数年ずっとお腹の調子が悪すぎて下痢気味なので、これについて相談した。
- やはり他の病院でもたいてい回答は同じで、過敏性腸症候群の可能性もあるとのことで、基本的には整腸剤(ビオフェルミン)を服用すればよくなるかもとのこと。
- ビオフェルミン はずっと服用してるんだけどなぁ。
- もう痔ろうは痛みも出血も何もないので、お腹の調子を治して行きたい。
- 肛門上皮はまだ完全には張ってないみたい。
- 特に症状がないので薬は出さなくてもよいみたい。様子見ということになった。
- お腹の調子が気になるなら大腸検査した方がよいみたい。
その後、通院はしておらず今に至る。
今も特に痛みも出血も何もなく、普通に日常生活を送っている。
痔ろうになってからやっていること
良い方法なのかわからないですが、とにかく肛門を清潔に保つことを一番にしています。
排便後はお尻拭きで拭く
ウォシュレットで十分だとは思いますが、さらに赤ちゃん用のお尻拭きで拭いています。
お風呂に入ったときはシャワーでしっかり洗う
シャワーをお尻に当ててしっかり洗っています。これは大事です。
ケツ毛を剃毛
毛がない方が明らかに清潔です。なので2週間に1回は全剃りしています。
方法はフィリップスのボディーグルーマーと鏡を使って剃っています。
もちろんスネ、ワキなど他のムダ毛処理も手軽にできて値段も安いので、
このボディーグルーマーはかなりオススメです!捗るよ。
ちょっと値段が高いし本体も少し大きめなので買っていません。
正直、フィリップス ボディーグルーマーで問題ありません。
円形座布団に座る
手術した後は円形座布団なしには座れません。
やはりお尻への圧迫感が全然違います。
ほぼ完治している今でも円形座布団に座っています。
ストレスを溜め込まない
これが現代社会において究極的に難しいです。
やはりストレスの原因は仕事なので、仕事はほどほどにするようにしています。
ほどほどにできたら苦労はしないよ!って聞こえてきそうですが…
あまり抱え込んだり思ったことは溜め込まず、人に話するようにしています。
まとめ(教訓)
- ボラ◯ノールなんて塗っても効果はない。気休めでしかないよ。
- 恥ずかしがらずに、早めに肛門内科に行って診てもらおう。
- 治すには手術するしかない。
- 進行すると切る部分が大きくなって、それだけ痛みと苦しい思いをする。
- 大変なことになる前に、勇気を持って早い段階でさっさと手術しよう。どうせ手術するんだから。
- お尻は清潔に保ちましょう。
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